「かよこ、なんで日本の男子ボランティアたちはオカマっぽい人が多いの?」孤児院の女の子に言われ思わず笑ってしまいました。
ここ、セブに来て、私はかなり多くのオカマ様たちに遭遇しています。
道でもすれ違うし、
美容院には必ず一人はいるし。
更生施設にもそれっぽい子がいます。
私が初期に覚えた現地語の一つは「バイヨット」でオカマという意味です。
初期に覚える必要があっただけ、人々の会話にもよく登場する存在なんです。
冒頭に私に質問してきた女の子の話では、
50人クラスに5人くらいは「バイヨット」らしい!
だから、バイヨットは日本よりも数が多く、その存在も結構確立されてるような気がします。
男か、女か、バイヨットか。 みたいな。
で、上の女の子が出会ったボランティアの日本人男子学生たちは、
彼女いわく、
意思表示があいまいで、
動きや話し方がどうもゆっくりで、
つまり、
「男らし」くない。
だそうです。
日本で今、「草食男子」と呼ばれる男性は、
こっちに来たら、迷いなく「バイヨット」に分類されてしまうと思います!笑
でも、「草食男子」って言葉あるけど、
フィリピンに来て、日本人は本当に草食だというのも実感します。
なんせ野菜なしで毎日肉ばかり食べてますからこっちの人。
そして、昔から、日本ではモテる男の定義も草食に近かったのではと思います。
紫式部の「源氏物語」の源氏なんて、和歌詠んでメソメソ泣いてたし、
茶道っていう、日本のおっとりした文化を花開かせたのも男だし、
江戸時代の歌舞伎役者なんて化粧こってりでしょ?
今人気の小栗旬なんて、明らかに彼女の山田優よりオットリ顔だし。笑
でも、これって、
いかつい体で、けんかが強い男がモテてたら、
そういう男たちが優位にいるっていう社会なわけで、
そう考えたら、日本がいかに、平和社会だってことも納得できます。
だから、日本にいる限り、あなたたちは「男」だからご心配なく!
posted by kayokor at 11:57|
セブ 生活
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