2009年10月22日

早すぎる再会

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右に座っている少年に見覚えはあるでしょうか?


先月の私のブログ「グッドラック」のM君です。



彼、ミンダナオの実家に帰ったはずだったのですが・・・




更生施設の真横にある少年院の窓から手を振ってきたのです。






・・・・??


あれ、あの子見たことある・・・、Mじゃない?




えーーーーーーなんでそこにいるの?


ミンダナオに帰ったんじゃなかった???






ということで、少年院に入って面接許可をもらって(本当は家族しかダメらしいけど、融通きかしてもらって)

話を聞くと、






施設での最後の夜、友達とまたコロンに繰り出して、


今度は携帯盗んだんだって・・・。はぁ・・・。



日本人の感覚だと、携帯なんかなんで盗むわけ?ってなるのですが、

ここでは、中古の携帯を買ってくれるところがあるので、

そういうものが、ある種の現金収入になりえるのです。



で、友達はうまいこと逃げ切ったらしいのですが、



彼だけ、運悪く(運よくか?)捕まってしまい、


今にいたると。


盗みは犯罪なので、もう更生施設ではなくてこっちの院の方に入れられたのでした。





ということで、家族もセブにいないし、誰も面会がいなくて淋しいというので、


私と奨学生Rちゃんの2人で、週一で面会を始めていたわけです。





何か困ったことはないかとたずねると、


「ここはおやつの時間がないからつらい」



ですと。


あんた、悩みはそれだけかぃ・・・笑 と笑ってしまったのですが。





彼の話では、少年院の方が、規則がきちっとしていて、自由がない(誘惑がないというのでしょうか)分、


自分のやったことをじっくり反省できて、いいと言っていました。


昨日初めて知ったのですが、更生施設にいた時は、周りの男の子たちとけんかばかりで、落ち着かなかったみたいです。





平日は院の中で授業なんかも開かれていて、

そこで、一生懸命勉強しているみたいです。

12月が彼の出所で、それから、セブ島内にある、寮付の学校に通うと語っていました。


自分はここにきて、すごく変われたとも言っていて、

将来、ヤンチャくれていた少年がどう改心していったか、本にしたいって言っていました。



うるっ。




頑張って、ホント頑張って!





昨日は他に、彼が昔、彼女と別れた悲しさにリストカットしようとした話や、


少年院にボランティアに来ているデンマーク人のお尻がデカすぎるという話、


院での一日の過ごし方や、


セブで有名な少年泥棒もここに収容されているという話などを聞きました。



週末は周りの子に面会がたくさんいるのに、自分には誰も訪問がなくて、たまに泣いてしまう。

2人が来てくれるのが、本当に嬉しい。



と、言ってて、





人って人に喜ばれたり感謝されて初めて、喜びを感じられるんだなぁと思いました。



そして、彼にもそんな喜びを感じられる人との出逢いがあれば、
生きていくことが、きっともっと楽しくなるんじゃないかな〜と思いました。





早すぎる再会でしたが、彼の変化をこれから見ていけるのは楽しみです。


posted by kayokor at 11:29| セブ 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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