2009年06月17日

サンキューレターより

ここでは、主に、奨学生が里親さんへ書いている
「サンキューレター」の翻訳のお手伝いをしています。

これが、やってもやっても終わらない仕事で、
(学生が次から次に書いて渡してくるので・・・)

まさしく「ネバー・エンディング・ジョブ」です。



今日、ある奨学生のサンキューレターを翻訳していて、

ギョッとしました。



毎日僕の勉強を支援してくれてありがとうございます。
また、毎月の授業料支援とプレゼントもありがとうございます。
手紙も送ってくれてありがとうございます。
僕はあなたの手紙が大好きです。
あなたが学校の制服や持ち物、指定靴の支援もしていただけると助かります。
このお願いをするのも、僕の両親ではこれらのものを買える余裕がないからなのです。
あなたがこの状況を理解していただけると嬉しいです。
毎月支援していただいていること、本当に感謝しています。
あなたの奨学生の一人になれて僕はとても幸せです。




私たちの感覚では、

毎月奨学金もらっておいて、さらに要求してるよコノ子!

って、思っちゃいませんか?

私、そう思って、これ、里親さん気分を害すのではないかと翻訳に戸惑いましたが、

彼の書いた内容を私の意思で変えるのは問題なので、もちろんそのままなのですが。




よく考えてみると、貧しい家庭は子どもを学校に送ることもままならないのです。

まず、授業料が高い。
授業料が払えなくて、学校に通い続けられなくなる学生は多いです。


指定の制服がいる。靴がいる。
私服にしてしまえばいいものですが、貧しい人々の意見はもっぱら考えられていないようです。


教材やノートなども必要になる。
買う余裕のない生徒は友達のをコピーすることもあるようですが、ここでは、コピーがまた高いのです。


彼らのサンキューレターからも伺えることは、
一学期一学期をクリアできることが本当に大変だということです。

何かにつけ、お金がかかるんです!
日本でも確かにこれらのものは買ってそろえますが、
ここでの彼らの両親のサラリーから考えれば、とても工面が大変なのです。


貧しければ、学校を続けられず、いい職につけない。
いい職に就けなければ貧しいまま。

なんとも悪循環というか平行線です。





で、話を元に少し戻すと、

先のお手紙の学生も本当に大変な状況で学校に通っているんです。


で、また、あのような「〜〜ください」的な要求というのは、


こちらでは、より相手のことをフレンドリーに思っている証でもあるようです。

だから、真に受けないで断るのもアリなようです。



文化の違いです。

難しいな〜





あ、支援したくなった方はこちらへどうぞ黒ハート
セブ島の子ども支援NGOプルメリアhttp://www.cebu-plumeria.jp/index.html

posted by kayokor at 19:46| セブ プルメリア活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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私が今研修させてもらってるNGO団体です。
一人でも多くの方がこの活動に参加していただけますように!
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